「伝統的催眠法」は現在日本の催眠療法家のほとんどが採用している手法です。 伝統的催眠法の特徴は「暗示」を用いるということです。 従って、クライアントが暗示を受け入れてもらえるように、入念に話し合いを行い、 信頼関係(ラポール)を築いておく必要があります。
「AT」は別名「エリクソニアン催眠」「現代催眠」とも呼ばれています。 20世紀最大の催眠療法家ミルトン・H・エリクソンの編み出した、暗示語を用いることなく、 自然な流れで相手を催眠状態に導く手法です。
暗示語を用いる伝統的催眠法では、暗示を受け入れてもらえるかどうかに、 催眠の成否がかかっており、暗示を受け入れてもらえない場合には、 催眠誘導はできないとされておりました。
しかし「AT」を用いると、その限界を超えて、あらゆる人に催眠の恩恵を 味わっていただくということが可能となります。
実際の個人セッションの場合は、クライアントの状態に応じて、 伝統的催眠法とATの両方を織り交ぜながら進めてゆきます。
現在、神戸新聞文化センター(KCC)にて、両者の技法の違いを 勉強していただく講座を開設しております。